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News アジアフォーカス・福岡国際映画祭、福岡インディペンデント映画祭、東アジア映画フェスティバル開催! ~9月は福岡でアジア映画の魅力を満喫しよう

Text by 井上康子
2013/8/11掲載



 福岡市では9月から10月にかけて、アジアの文化・芸術の紹介に加え、クリエーターの育成や映画産業の振興を図るための「アジアンパーティ」を展開する。主な事業のひとつがアジアフォーカス・福岡国際映画祭で、協賛企画として福岡インディペンデント映画祭、東アジア映画フェスティバルが開催される。3映画祭の上映作品と注目企画を紹介しよう。


アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013


 質の高いアジア映画を発掘・紹介し、監督・俳優など多くのゲストとのトークによる交流が行われている。23回目を迎える今年の注目作は、オープニング上映作品でカンフーがストリートダンスになった『狂舞派(『踊るぜ、香港!』を改題)』(香港)、フランスの権威ある文学賞「ゴンクール賞」受賞小説の作家自身が監督した『悲しみを聴く石』(フランス/アフガニスタン)、タイ映画史上最大のヒット・ホラーコメディ『死者の村からこんにちは』などで、アジア21ヶ国・地域の51作品が9月13日~23日にキャナルシティ博多を主要会場に上映される。

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 韓国映画は、カンヌ脚本賞、ヴェネチア監督賞などで世界的評価を得たイ・チャンドン監督の全作特集上映がある(『オアシス』は交渉中)。デビュー作『グリーンフィッシュ』が鑑賞できるのは今となってはたいへん貴重な機会。

 韓国からの公式招待作品は『結界の男』と『未熟な犯罪者』の2本。

 『結界の男』は、ヤクザが突然霊的な力を得たことで、エリートヤクザでありながら巫女としても過ごさざるを得なくなる、というストーリー。ヤクザと巫女という全く異なる仕事を掛け持つ主人公を実力派パク・シニャンが演じて笑いを誘う。『花嫁はギャングスター』で暴力団の女親分で愛らしい妻という主人公を見せたチョ・ジンギュ監督作で、こういうコメディはお手の物だ。

 昨年の第25回東京国際映画祭で審査員特別賞と最優秀男優賞を受賞した『未熟な犯罪者』は、過酷な生育環境のために小さな過ちを犯した少年が主人公。カン・イグァン監督は前作『歯二つ』(オムニバス映画『視線の向こうに』の一編)も本作と同じく韓国の国家人権委員会の依頼による作品で、貧しい脱北少女と恵まれた環境の少年の交流をみずみずしく希望を持たせて描いていることに大変好感を持った。

 注目企画は、運河をコンセプトにした会場であるキャナルシティ博多ならではの水上レッドカーペット、カンヌのパルム・ドール受賞監督アピチャッポン・ウィーラセタクンを招いてのシンポジウムなど。「アジアの今」を切り取った作品を味わいつつ、映画人と交流し、お祭りの楽しさも味わえる趣向になっている。


福岡インディペンデント映画祭2013


 自主映画制作者の交流と活性化、国際映画祭との連携を目的にした映画祭で、5回目を迎える今年は8月30日~9月1日、9月5日~10日に福岡アジア美術館と中州大洋映画劇場を会場に開催される。コンペティションに加え、国内外の優秀な作品を招待上映している。

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 韓国作品の上映、および韓国映画人ゲストによるトークが例年実施されている。今年も姉妹映画祭であるメイド・イン釜山独立映画祭の優秀作品が、9月6日~7日に中洲・大洋メディアホールで上映される。釜山の東西大学大学院映画学科で学ぶソン・イルソン監督による脱北者の苦悩を描いた短編『境界人』、釜山独立映画協会所属キム・ヨンジョ監督が猟師の姿を追った長編ドキュメンタリー『Hunt』など、釜山で生まれた11作品を観ることができる。9月7日(土)13:00からは釜山からのゲストによるトークが福岡アジア美術館FAAM Cafeで行われる。

 犬童一心監督のグランプリ作品講評トークなど、見どころのある企画が多いので映画祭公式サイトで確認してほしい。


東アジア映画フェスティバル2013


 アジアの心実行委員会主催の映画祭で15周年を迎える。今年は「香港映画大特集」として『桃さんのしあわせ』など香港4作品、中国2作品、韓国2作品が、9月19日~24日に福岡アジア美術館あじびホールにて上映。韓国作品は、イ・ジェフン主演のホラー・コメディ『漁村の幽霊 パクさん、出張す(原題:占い師たち)』と、チャ・テヒョン主演のアクション時代劇『風と共に去りぬ!?』。

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 イ・ジェフン主演作が福岡の映画祭で日本初公開されるのは3度目。アジアフォーカス・福岡国際映画祭2011『Bleak Night(原題)』、福岡アジア映画祭2013『パパロッティ』、そして今回の上映と、毎回全く異なるジャンルの作品・異なる役柄での登場だ。


アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013
 期間:2013年9月13日(金)~9月23日(月・祝)
 会場:キャナルシティ博多
 公式サイト http://www.focus-on-asia.com/

福岡インディペンデント映画祭2013
 期間:2013年8月30日(金)~9月1日(日)、9月5日(木)~9月10日(火)
 会場:福岡アジア美術館、中州大洋映画劇場
 公式サイト http://fidff.com/

アジアの心15周年記念上映会・東アジア映画フェスティバル2013 香港映画大特集
 期間:2013年9月19日(木)~9月24日(火)
 会場:福岡アジア美術館あじびホール
 HP http://www.focus-on-asia.com/kyosan/#asiafes(アジアフォーカス公式サイト内)

Writer's Note
 井上康子。およそ20年前、インドネシアを旅行中にパレードに遭遇し、8月15日が日本の旧植民地国の独立記念日だと知った。夜には残虐な日本兵が登場する独立までを描いた映画が放送された。毎年8月15日になると「今年もアジアのどこかであのような映画を見ている人がいるのでは」と思う。アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013の協賛企画:台湾映画祭2013では日本統治下に青春期を送った台湾人の今を追うドキュメンタリー『台湾人生』が上映される。彼らの日本への思いはどのようなものだろう。ぜひ観たい。


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