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Column 謹賀新年! 「2012年 私の3本」

2013/1/9掲載



 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

 シネマコリアのライター陣が、2013年を見据えつつ昨年を振り返って「私の3本」をお届けします。2012年に見た韓国映画(劇場、映画祭、DVD、TV、韓国で鑑賞、新作・旧作など何でもオーケー)から各自が自由にテーマを設定して、とっておきの3本をチョイス。

 皆さんのお気に入りの作品は入っているでしょうか?!

 2013年も皆様が素敵な韓国映画と出会えますよう、願いを込めて。


井上康子

 年が明けても私の心に留まったままで、今年、日本でさらに注目してほしい作品。『はちみつ色のユン』は、国際養子という社会問題を描いているだけではない。アイデンティティの模索、心の成長という人生の問題をリアルに描いている。個々人の人生の悩みを解決してはくれないまでも、励まし、歩みを促してくれる名作。『子猫をお願い』『もし、あなたなら~6つの視線』のチョン・ジェウン監督によるドキュメンタリー『語る建築家』はソウルで見た。建築家チョン・ギヨンの活動を晩年のインタビューや建築物によって紹介し、ガンを患っていた彼が亡くなるまでの過程も描いている。仕事や人生の意味を考えさせてくれる秀作。アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映された『バラナシへ』は、登場する女性たちの悲しみが作品独自の破壊的なエネルギーによって心に焼き付けられて消えない異色作。

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『はちみつ色のユン』 ポレポレ東中野、下北沢トリウッドで上映中&順次全国公開


hebaragi

 女優の存在感が印象的だったものを3本挙げる。韓国映画の観客動員記録を更新した『泥棒たち』では、チョン・ジヒョンが縦横無尽に活躍するアクション・シーンが楽しい。「ルパン三世」の峰不二子を彷彿とさせるような彼女の衣装も見どころのひとつで、ファンにとってはサービス満点のシーンの数々がストーリーを華やかに彩る。『白夜行-白い闇の中を歩く-』では、これまで純愛やラブコメの印象が強かったソン・イェジンがイメージを大きく覆す「屈折した愛」の形を演じ切り、新たな魅力を解き放つことに成功した。彼女の「氷の微笑」を日本版ドラマでの綾瀬はるかや映画版の堀北真希と比較してみるのも興味深いだろう。キム・ギドク監督がベネチア国際映画祭で最高賞を受賞した『ピエタ(原題)』では、聖女と悪女が同居しているかのようなチョ・ミンスのミステリアスな表情が見る者の心に深く迫り、キム・ギドク ワールドの魅力をさらに高めている。

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『ピエタ(原題)』 今夏、Bunkamuraル・シネマにて公開予定


加藤知恵

 2011年に新人賞を総なめにし、2012年も猛進を続けた若手俳優イ・ジェフンの出演作から、ジャンルも規模も異なる作品をピックアップ。まず彼の長編初主演作であり、繊細で不安定な思春期の高校生を丁寧に演じた『番人/Bleak Night』。インディペンデント映画としては異例の2万人を動員し、国内外の映画祭でも高評価を受けた。そして若き中隊長役として一気に知名度を高めた出世作『高地戦』。心理戦の秀逸な描写により、いわゆる戦争ブロックバスターとは一線を画す傑作だ。最後は他の2作とはイメージを一新、恋愛に奥手で純粋な男子学生の役で女性の心を掴んだ『建築学概論』。この作品は「初恋ブーム」を巻き起こし、ここ数年不振だった韓国の恋愛映画に新たな潮流をもたらした。作品の質・量ともに充実し、かつてないほどの盛り上がりを見せた2012年の韓国映画界。10月末に入隊したイ・ジェフンが復帰する2年後もこの勢いが続いてくれることを願う。

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『建築学概論』 初夏、新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほか全国順次公開


Kachi

 傑作に埋もれてしまうマニアックな3本を選出。『人類滅亡報告書』は、人類滅亡のディストピアとユートピアを、キム・ジウン、イム・ピルソンの2人が描く。韓国映画にはめずらしいゾンビも登場する壮大な悪ふざけと、端正な物語のオムニバスを大いに楽しんだ。キム・ギヨン『玄海灘は知っている』は、特集上映「アジア映画の森」で鑑賞。戦争の悲惨さと差別がテーマだが、様相はホラーか怪獣映画。しかし、計算されたセリフと悪趣味さは唯一無二と改めて実感した。タイトルがすごい『カエル少年失踪殺人事件』。猟奇的雰囲気はあるが、実は「センセーショナリズムの犠牲」に切り込んでいる意外さに驚いた。ジャンル分けできない怪作だった。社会派の名作が続く韓国映画だが、もっとハチャメチャなカルト作も見たい。今年公開の『ヨンガシ 変種増殖』に期待している。

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第25回東京国際映画祭<アジアの風>部門で上映された『人類滅亡報告書』


西村嘉夫

 「私の3本」は『ワンドゥギ』『サニー 永遠の仲間たち』『合唱/ドゥレソリ』です。大の好物、青春映画から選びました。特に『合唱/ドゥレソリ』はオリジナル楽曲の音楽性も抜群! ハム・ヒョンサン先生からいただいたサントラCDが今でもヘビロテしてます。2012年はシネマコリアにとっても変化の一年になりました。新たにお二人からレビュー執筆の申し出を頂戴したのをきっかけに、インターネットを通じた情報発信活動は、情報中心から記事中心に。ウェッブ、メルマガをマイナーチェンジし、ツイッターの正式運用も始めました。シネマコリアは自発性重視の団体ゆえ、一個人の「これをやりたい!」という強い思いがそのまま団体の活動につながっていくのだということを再確認しました。2013年も韓国映画が、私たちの生活にどんな出会いと変化、そして潤いをもたらしてくれるのか、楽しみにしています。

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異例のロングランとなった『サニー 永遠の仲間たち』



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