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Report ハン・ヒョジュ光臨! ~『ビューティー・インサイド』ヒロイン役で「二度とできない大切な体験をした」

Text by Kachi
2016/1/19掲載



 ハン・ヒョジュ。映画ほどは韓国ドラマを追わない私も、彼女が主演していた、李氏朝鮮時代を舞台にした時代劇『トンイ』は、必死に見続けたものである。笑ったときの清楚な口元が、ありし日の夏目雅子を思わせる。何というか、目が離せない、ずっと見ていたい女優である。

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 今月22日に全国公開される『ビューティー・インサイド』は、今まで聞いたことのないストーリーにハン・ヒョジュが主演と聞いて、それはもう日本公開を楽しみにしていたのだった。14日、東京・虎ノ門のニッショーホールで行なわれた特別試写会に、ヒロインのイス役を務めたハン・ヒョジュが登壇すると聞き、勇んで駆けつけた。

 会場の拍手と歓声に迎えられ、ついにハン・ヒョジュが登場。こんな間近で彼女を見たのは初めてだったのだが、本当に美しい。時折話す日本語が流暢でもあり、可愛らしくもある。

 完成した作品を最初に観たときの感想を聞かれると、「この映画が伝えようとしている物語、映像、音楽がとても美しく、出演している大勢の俳優の方々も素敵で、とてもきれいな映画ができあがったと感じた」と答えた。

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 朝、目が覚めるたびに外見が変わってしまう男性(ウジン)と恋に落ちるというのは、シーンごとに相手の俳優が変わるということだ。これについて話が及ぶと「ひとつの作品で、これほど大勢のすばらしい俳優の方たちにお会いできるのは光栄なこと。もう二度とない機会だと思っていた」と話し、「大変というより、毎日新しい俳優の方を迎えるような気持ち。もちろんぎこちなく思うこともあったが、私にとってはそのすべてが大切な経験。ひとつも逃さずに楽しみたいという思いでした」と続けた。イスは、毎日姿が違うウジンに対し、愛情と困惑の板挟みに苦しむが、ハン・ヒョジュ自身は大変刺激的な経験として楽しんで演じていたようだ。

 イベントの締めくくりでハン・ヒョジュが口にした「(この映画が)愛について改めて考える時間になってくれたらうれしいです」という言葉にうながされるように、私は『ビューティー・インサイド』に思いをめぐらせた。劇中、ウジンがイスに一目惚れをした後、彼女をデートに誘うため「彼女に会うための顔」になるのを待つというシーンがある。だが映画が進むにつれ、ウジンにとっても、イスにとっても、どの姿が正解かなんて分からないということが分かってくる。そして愛するという行為そのものが、正解のない探しものを二人で見つけにいくことなのではないか…。そんなことを考えつつ、私は会場を後にした。

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『ビューティー・インサイド』
 原題 뷰티 인사이드 英題 The Beauty Inside 韓国公開 2015年
 監督 ペク監督(ペク・チョンヨル) 出演 ハン・ヒョジュ、キム・デミョン、ト・ジハン、ペ・ソンウ、パク・シネ、イ・ボムス、パク・ソジュン、キム・サンホ、チョン・ウヒ、上野樹里、イ・ジェジュン、キム・ミンジェ、イ・ヒョヌ、チョ・ダルァン、イ・ジヌク、ホン・ダミ、ソ・ガンジュン、キム・ヒウォン、イ・ドンウク、コ・アソン、キム・ジュヒョク、ユ・ヨンソク
 2016年1月22日(金)より、TOHOシネマズ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
 公式サイト http://gaga.ne.jp/beautyinside/

Writer's Note
 Kachi。納豆、はちみつ梅干し、大根おろし、とろろ、焼き魚。ハン・ヒョジュが好きな日本の食べ物だそうです。


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