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News 『はちみつ色のユン』文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞&アンコール上映決定!

Text by 西村嘉夫
2013/12/22掲載



 フランス・ベルギー・韓国・スイス合作によるドキュメンタリー・アニメーション『はちみつ色のユン』が、第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞した。

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『はちみつ色のユン』

 幼くして海外養子に出された韓国系ベルギー人、ユン・エナンの半生を描いた本作は、これまでも「アニメーション界のカンヌ」と呼ばれる第36回アヌシー国際アニメーションフェスティバルで観客賞とユニセフ賞を、また世界三大アニメーション映画祭の一つとされるザグレブ国際アニメーション・フェスティバル2013でもグランプリと観客賞を受賞するなど、華々しい成果を上げてきたが、ここ日本でも最高の評価を受けることとなった。

 2013年は、『風立ちぬ』が年間総合興行収入ベスト1となったほか、興収ベスト10のうち過半数をアニメーションが占めるなど、映画界ではアニメーションの躍進が目立ったが、そんな日本でミニシアター公開された『はちみつ色のユン』が、文化庁メディア芸術祭で大賞を受賞した意味は大きい。今回、アニメーション部門への応募総数は587作品というが、『サカサマのパテマ』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』といった著名作が次点の優秀賞という事実からも、その価値を推し量ることができるだろう。

 本作の主人公であり、原作者・監督でもあるユン・エナンは、宮崎駿、大友克洋らの名前を挙げ、大賞受賞の喜びの弁を述べている(詳細は文化庁メディア芸術祭のHPを参照)。本編でも描かれているように、ユン監督は幼少期にアイデンティティ・クライシスに見舞われるが、日本文化にハマリ、そこから「自分がアジア人である」ことを受け入れ、「ルーツが韓国である」ことに誇りを持つようになる。映画やアニメーションを含む「文化」がいかに人間形成に大きな役割を果たすかを証明している本作が、世界中で高い評価を受けるのはある意味当然のことかも知れない。

 今回の受賞を記念して、下北沢トリウッドでは2014年1月4日(土)より2週間限定でアンコール上映を行う。何かを声高に主張するわけではないが、見た者の心に何かを確実に残してくれる本作で2014年の映画鑑賞を始めてはいかがだろう。


『はちみつ色のユン』
 原題 Couleur de peau : Miel 肌の色:はちみつ色/2012年/フランス・ベルギー・韓国・スイス
 監督・脚本 ユン、ローラン・ポアロー
 2014年1月4日(土)より、下北沢トリウッドにて2週間限定アンコール上映
 公式サイト http://hachimitsu-jung.com/

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Writer's Note
 西村嘉夫。名古屋シネマテーク年末恒例の自主製作映画フェスティバルで酒井健宏監督の新作『ハチミツ』を鑑賞しました。作品内容もさることながら、名古屋在住の監督・出演者・スタッフ一同が会した温かい雰囲気の上映会で、映画を作ることの喜び、上映することの楽しさを再確認した一日でした。


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